宮崎学である。
足かけ7年かけて書き上げた超大作を上梓する

夏の暑さがウソのようだな。みんな元気にしてるか?
ワシはいろいろありすぎてバテ気味であるが、一つ大きな仕事が終わった。

9月27日に毎日新聞社から『白狼伝』(1890円)を発売する。
アジアのアウトロー社会の中心人物であり竹聯幇(ちくれんぱん)指導者の張安楽氏(1948年~)の評伝である。張氏の竹聯幇での稼業名が「白狼」なのだ。

白狼伝

白狼は、07年に亡くなった竹聯幇初代総堂主の陳啓禮(ちん・けいれい)氏の弟分に当たり、現在も中国大陸と台湾の黒道社会(日本でいう裏社会のこと)で強大な影響力を持っている。

取材で何度も台湾に飛び、途中でワシの入院もあったりして着想から発売まで7年もかかってしまったが、なんとか形になり、ほっとしている。
張氏を論じることでアウトローから共産党までワシが今まで関わったすべてを語ることができたと思う。ぜひたくさんの人に読んでいただきたい。

取材中、中華民族主義がどうしたこうしたと小難しい話をしていた時に突然、張氏が「竹聯幇での私の呼び名は『狼』ですが、ミヤザキさんは『狐』なんですね」と言って大笑いしたこともあったなあ。
時間がかかった分、取材のエピソードも多い。できるだけ機会を作ってお話したいと思っている。

みんなに応援してほしい。

2010年9月27日
宮崎学