2011年04月

宮崎学である。

友人からの手紙5通目が届いたので、本人の了解を得てこれを紹介する。



避難指示が出された各地では、牛、馬、鶏、合ガモ等、餌をやれずに骨、皮までに痩せいく。検問を突破してでも逮捕されても、ワシは行かねばなんねえ。牛馬は家族だと言う。ダメなら処分してくれ、とも言う。
米も野菜も葉たばこ、漁もダメ。ワシらどすりゃええだと大の男が泣く。女房、子供が項垂れる。見てる私らも下を向く。こんな時に気安くガンバレ等と言わんでくれや。
東電からの仮払金100万円を断る人が居る。東電の言うことを聞いたみたいでイヤだと語る。
いわき市が空きアパート、県営、市営住宅を一年間借り上げました。家賃はタダでも電気(東北電力です。)水道、ガス代、生活費が要ります。確かズーと昔失対事業てのあって、炭鉱閉山等で仕事を失くした人々の救済に役立ったはず。忘れたかな?このままではムシロ旗に牛馬、魚の絵書いて東京さ行くど。

4月3日の朝日新聞に東電が工事物品代を保留する通知出したとあります。東電他各発電所は払いがいいのが身上であるはず。注文書で借り入れが出来る程の信用を誇ったはず。地元と周辺住民に安穏を約束したはず。
電力マンの使命感、誇りはどこに忘れた?
私の父も長く地元の火力発電所にその大半の人生を捧げました。エンピツ一本紙一枚必ず地元で買えなければ少し遠く、もう少し遠く買いに行く。それが地元へのご恩返しの始まりである。東京から大量に仕入れば安くつくなどと愚を言わぬ様にと諭したと偉そうに申して居りました。所詮我々は他所者であるとも。
だから他所者がフクシマに来て札束で面張って挙句にトンデモナイゴミを置いてちゃいけません。
ゴミはお持帰りなされる様、切に切に拙はおねがい致します。


宮崎学である。

友人からの手紙4通目が届いたのでこれを紹介する。
いわき発
小生、様々な友人がおります。
先ず競輪仲間の話(お米屋さんです。)
同業者に避難地区の方が多数いて倉庫の中に数千袋のお米が眠っている。
これを何とか出来ないのか、来年のお米の仕入れをどうしよう。運送屋の中にはいわきナンバーが嫌われるので他県ナンバーの車に積み替えろと言われるらしい。

次はバンド仲間の話。いわき市に「バーQ」なる店があります。色々なチャリティーコンサートの話がテレビなどで紹介されますがこのお店ではジャズ、ロック、ジャンルを問わず各地から手弁当でかけつけ、避難所を廻っているそうです。大変有名な方々も来ておられるそうですが、名前を出さないで欲しい、ご恩返しと思って下さいとのこと。何ともうれしい話であります。
中学以来の友人で東北有数のスコッチウィスキーを出す「G」なるお店、震災でビンが割れ、スコッチの香りで店内が一杯になったそうです。今この店は弁当を売っています。夜、人の姿は殆どなく、いわき市のマルキマーク(デンジャラスマーク)を貼られたビル・店は営業できず。(やっても売上は1/4から1/5らしい)
毎日の余震で建物もやる気もどんどん失われ、笑いは消えた。東電さんよ、会社のマークをグリコマーク(バンザイです)に変えなさい。


宮崎様へ



なお、この友人と先ほど電話で話をしたが、避難指定区域の中には、犬や猫などの飼い主が放置していったペットいるらしい。また、牛や馬などもたくさん放たれているようだ。
この動物たちは、人間の姿を見るとエサをもらえると思って寄ってくるそうだ。
この状況に動物愛護の人達はどう答えるのだろうか。

宮崎学である。
「被災地からの手紙1~3」を読んだ読者(以下仮名I氏とする)から、情報が寄せられたので、そのまま公開する。
読者諸君も疑問点は多いにディスカッションされることを望みたい。
レベル7への疑問 作業体制について 1F4号機燃料プール漏洩について

なお、I氏によれば、現時点では話せないことが多々あるとのこと。現時点で公開できる最低限の情報として提供をいただいた。

図面入りのファイルがあるが、これを見ると俺の目にも政府や東電が公表している図類は都合の悪い点はかなり改ざんされているであろうことは想像に難くない。

宮崎学である。
相変わらず余震が続いているな。
被災地の友人から3通目の手紙が届いた。本人の了解を得てアップする。



4月11日
地震、雷、大雨の三役いわきに来たる。
スパリゾートハワイアン再び被害大との話。
ゴンベが種まきやカラスがほじくる。
小生も翌朝現場に着いてびっくり。昨日の仕事ほぼ全部やり直し。
連日の余震にて足場に上がれず。
ライブハウス店内天井落ちる。ドラムセット、ピアノに破損。勿体なや酒ビン割れている。
原発4号機あやうし。(テレビはウソ)点検時の図面を出したらしいが現状は話の外。フタが外れパイプも外れ、たれ流しを見てるだけらしい。
広野火力に置いてある高価な機材もあきらめる業者多し。水で流すもダメとの話。
鉄面皮の東電諸君、スーパーマンでも連れて来てくれ。
第一原発の作業員は心身共に限界を過ぎている。
釜の爆発より作業者達の爆発が先か?

被災地の友人から2通目の手紙が届いた。本人の了解を得てアップする。



4月7日朝、信ずるに足る友人(東電関係者)よりTel
ガソリンは常に満タンにしておくようにと忠言あり。
NHKよりスタッフをいわきに入れたいが大丈夫かとのTelありとのこと。要するにマスコミは東電からの話を信じておらず東電も本当の事は誰も知らないとの事であるらしい。
4月9日
NHKがいわき市の現状について報道。地元民から、「今さら何を聞きに来た?」と言われている。
いわき市のあちこちに足場が組んである、くずれ落ちたビルの一階に新装開店の花があり、何とも気の毒。晴れた空に放射線がただよっているのが信じられない。
ピンポイントの汚染状況を測定したが発表まで5日もかけるらしい。原乳の出荷制限解除の発表あり。しかし県は再検査の上許可したいという。(3日もかかるのに)
全くお上のなされ様には頭が下がります。(バカということですヨ)
震災ゴミの集収場所が一週間前より発表される。この広いいわきで何と3カ所。腹が立つので関係ないゴミも捨ててやるのだ。

なお、避難中多くの米、野菜、生活用品を下された山梨県の方々に御礼状を出したいと思っております。山梨の皆々様本当にありがとう。助かりました。普通の人達は普通にやさしく温かく皆それぞれにいい人であった。これが私が聞いた避難民の多くの人の感想です。そして目をうるませ、泳がせながらカメラに語る東電の人もつらいと思います。




宮崎学である。
いわき市より福島市や郡山市のほうが風向きと地形の関係で放射線量の値が高いことを政府や東電はあいまいにしか報じていないようだ。政府は福島第一原発から100km圏内の地点での放射線量を逐一報告するべきだと思う。

↑このページのトップヘ