カテゴリ: 司法

暑いのう。
最近は、このページも、こっそり始めていたフェイスブックも更新しないので、死亡説が流れているらしい。

おかげさまで何とか生きているので、御心配は御無用です。

とはいえ、先日の敗訴には苦笑するほかないがな。
ご協力、ご支援いただいた皆様にこの場を借りて御礼を申し上げる。

2014年7月26日 宮崎学



宮崎学さんの敗訴確定 暴力団漫画の撤去訴訟
2014.7.24 18:02 産経
暴力団を扱った漫画などの販売中止を福岡県警が要請したのは表現や出版の自由を保障した憲法に違反するとして、作家の宮崎学さんが福岡県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は24日までに宮崎さんの上告を退ける決定をした。宮崎さんの敗訴が確定した。決定は22日付。

一、二審判決によると、県警は平成21年、「青少年が誤った憧れを抱く」として、暴力団を扱う漫画73冊、雑誌3誌の販売中止を県内のコンビニに要請し、店頭から撤去された。うち漫画1冊が宮崎さんの著作を原作としていた。

一審福岡地裁は要請について「自主的な措置を求めるもので、撤去の強制とはいえない」と請求を棄却。二審福岡高裁も支持した。


暴力団関連書籍の不売要請訴訟:作家の敗訴確定
2014.07.25 西部朝刊 23頁 総合面 (全138字) 毎日新聞
暴力団を扱った漫画などの販売中止を福岡県警が要請したのは表現や出版の自由を保障した憲法に違反するとして、作家の宮崎学さんが県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は24日までに宮崎さんの上告を退ける決定をした。宮崎さんの敗訴が確定した。決定は22日付。


暴力団書籍撤去、作家の敗訴確定
2014.07.25 朝刊 31頁 朝三社・19 (全132字) 共同
暴力団を扱った漫画などの販売中止を福岡県警が要請したのは表現や出版の自由を保障した憲法に違反するとして、作家の宮崎学さんが県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は24日までに宮崎さんの上告を退ける決定をした。宮崎さんの敗訴が確定。

おつかい係です。
直前のお知らせ恐縮ですが、14日(火)18時から衆議院第二議員会館で死刑執行に反対する院内集会が行われます。
今回執行されたのが「暴力団員」だったので、親分が「『暴力団』なら殺していいのか?」をテーマに講演します。


死刑のベルトコンベアを止めよう
死刑執行に抗議する
院内集会


講演:「暴力団」なら殺していいのか? 宮崎学さん(作家)
日時: 5 月14 日(火曜) 午後6 時~[開場午後5時30 分]午後8時までの予定
場所: 衆議院第二議員会館B1F 第1 会議室
どなたでもご参加できます。一般の方は第2議員会館1F 入口で通行証をお受け取りください。

共催
死刑廃止を推進する議員連盟
アムネスティ・インターナショナル日本
NPO 法人 監獄人権センター
「死刑に異議あり!」キャンペーン
「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク
死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-14-13 港合同法律事務所 気付 Tel 03-3585-2331

詳細はこちら
死刑のベルトコンベアを止めよう 死刑執行に抗議する 院内集会(PDF)

執行にかんするニュースはこちら
暴力団射殺の2人に死刑執行 谷垣法相、2月以来2回目 - MSN産経ニュース

なお、ばいぶん社さんのご協力で今回も中継予定です。
中継は以下のリンクからご覧ください。当ページにも埋め込みます。どちらからでもどうぞ。
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2013年5月11日 おつかい係 拝

出版関係者の間では既に知られた話であるが、一部の出版社が外注の編集者やライターたちに対して、このような「誓約」を強制し始めた。



表現の自由の抑圧を示す例である。
私が暴対法に反対したのは、こうした事態になることがわかっていたからだ。

問題は、署名捺印を強要されて食うために従うしかない末端のライターたちの存在である。

さらに、こうした抑圧は、いずれノンフィクションや文芸、映画、音楽などあらゆる表現の抑圧につながることは間違いない。

映画『ゴッド・ファーザー』の「愛のテーマ」も聴けなくなる日が来るのか。

2012年8月2日 宮崎学

おつかい係です。

親分も傍聴した6月19日の参議院内閣委員会のもようです。

小林節先生の「変節」に注目してくださいねー。ダジャレじゃないですよー

第180回国会 内閣委員会 第11号 平成二十四年六月十九日(火曜日) (参議院会議録情報 第180回国会 内閣委員会 第11号)




もともとの節先生のご意見はこちらです。

2011年11月29日大阪日日新聞コラム 一刀両断
暴力団排除条例に対する疑問  小林節
 さる10月1日に東京都と沖縄県で暴力団排除条例が施工され、これで、日本国内全国一律に同じ内容の法規範が適用されることとなった。
 多少専門的な話で恐縮だが、警察庁の指導で全国一律に同じ条例を47本も制定するならば、なぜ国会でひとつ「法律」を制定しなかったのか、不可解である。「暴力団」対策の基準がこの狭い日本で地域によって差があってよいはずもなく、現に、条例の内容に地域差などない。ならば、これは、犯罪事実の存在を前提に国民の自由を制限しようとする権力発動の問題である以上、人権問題であり、それは堂々と法律により根拠づけられるべきが、法治主義の原則であろう。
 それを、きちんとした議論も経ずに都道府県議会で通してしまった立法の手法には疑問を禁じ得ない。
 もちろん、いわゆる「暴力団」が、脅迫、恐喝、さらには、抗争と関連して殺人、傷害等の犯罪にかかわってきた事実があることは、記録上、明らかである。
 しかし、それらの犯罪は、すでに刑法等の既存の法令で規制が可能であり、現にたくさんの摘発事例があった。
 にもかかわらず、今回新たに条例が整備された以上、その目的は別にあると考えられる。つまり、その名称は「暴力団」の「排除」にあり、暴力団が高い確率で行って来た犯罪行為の抑制にはないと言えよう。
 しかし、私たちは一方的に「暴力団」と呼んでしまっているが、実は、これは「任侠」団体と呼ぶべきものであろう。それは、日本の歴史の中から生まれた、(正しくても)弱い(ために損を強いられている)者を助け、強い(が故に傲慢で、他者を卑しめる)者をくじき、義のためには命も金も惜しまない‥主義者の結社である。これは、あの有名な清水次郎長のように、国家の機能が本来的に不完全なために、いわば物陰の不正義を正すために自然発生的に生まれた団体である。
 これに対して、今回、条例は、社会が交際を絶つこと(つまり「村八分」、これは共同絶対と言う不法行為であるが‥)により、その存在すら許さない方向性を示している。
 これについては、改めて、構成員とその家族の生存権と幸福追求権と結社の自由と思想・良心の自由に対する過剰な規制ではあるまいか、という観点から、この機会に広く公論に決しておくべきではないか。

【 慶応大学教授、小林節氏の 『一刀両断』(いっとうりょうだん) 】
 ひとたちでまっぷたつに斬(き)ること。憲法学者、弁護士、政治家のアドバイザーとして活躍中。第1回は田中真紀子外相を取り上げる。永田町や霞ケ関では更迭論の集中砲火だが、小林氏は擁護論を展開する。

【 小林 節 (こばやし・せつ) 】慶応大学教授。弁護士。日本海新聞・大阪日日新聞客員論説委員。1949年東京都生まれ。1977年慶応大学法学部博士課程修了。ハーバード大学客員研究員。法学博士。『憲法守って国滅ぶ』(KKベストセラーズ)、『そろそろ憲法を変えてみようか』(致知出版社)ほか多数。


つまり、半年くらい前までは「暴力団ではなく、仁侠団体である」とおっしゃってい
たのに、先日の国会では「仁侠団体じゃない。暴力団に憲法上の人権保障などない」
というご意見でした。いったい何があったんでしょうか。

おつかい係です。
先日の院内集会のもようを6月15日に東京新聞さんが大きく報道してくださいました。
1週間経ちますので、もう掲載させていただきます。スミマセン。

一昨日の参議院内閣委員会の参考人質問では、「作家やジャーナリストが暴対法改正案は憲法に反すると言って、集会もしているようだが、問題はないのか」という質問も出ていました。気にはなっているようですよ。

2012年6月21日

6月15日東京新聞

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