田中義三救援作戦終了宣言

宮崎学である。
チョンブリ裁判所の無罪判決を機に、田中義三君の救援活動から手を引くことにした。
理由は、このホームページの最初にいうてた田中君救援の目的を完遂したからや。ほかにやることやまほどあるんでな。いつまでも雌鶏のようについとるわけにもいかんのや。
わし、よど号ハイジャックやった日本赤軍派なんか最初から別にすきやない。「電脳キツネ目組」も、最初は、「赤軍派のおっさんの救援?組長、やめときなはれ」いいよった。わしが、「赤軍派助けるのとちゃう、わしの読者が殺されかかっとるから助けたるんや」というたら、みんな「それやったら、わかりました」いうてやってくれた。
つまり今回の計画は「田中君の命を救う」という一点で一致するものが行動した。それにメドついたから、もうええやろ、ちゅうのは当然のことやし、最初からそのつもりやったけど、ホームページを通じて多くの人々の力、知恵を借りたから、ここに宣言しとく。
今後は、田中君は自分の信じるところに従って、好きにやったらええ。どうせ一度しかない人生や、悔いなく生きたらええ。

そもそも始まりは、2年前の10月に、田中の親友の村松ゴンと赤軍派の親分だった塩見に頼まれたんや。余り乗り気やなかったけど、田中君はわしの「突破者」の読者やちゅうんでタイまで会いに行った。
ひと目みて、田中君がマスコミ集中豪雨報道がゆうような、北朝鮮の工作員、なんちゅう立派なもんちごて「こいつ、アメリカにハメられよったなあ」とすぐわかった。「このままほっといたら、この男は牢屋で消される」ちゅうのもピンときた。こら助けなしゃあない、ちゅうんで、今回のタタカイが始まった。
この2年間、バンコク在住の宇崎喜代美さんとポチ、佐々木さんの通訳、法律、英語、指紋、コンピューター、などの専門家、電脳キツネ目組バッチなどで支援してくれた全国200人余りのみなさんの力諸々、全部あわせて、命もとりとめたし、無罪判決でアメリカの陰謀にとりあえず、勝ったし。
何度タイに行ったかわからんほどやけど、楽しかったで。参加してくれた多くの人も、日本政府、アメリカ政府、北朝鮮、日本の大マスコミ、小マスコミなどいろいろな正体が見えて楽しんでもらえたやろ。

えらいゼニもかかったけど、こういうんを自分でやって初めて世の中のカラクリがわかる。また、「インターネットホームページの実験」でもあった。結果は「インターネット」ちゅうのは大マスコミが報道しない真実を報道することによって、権力側の世論操作に対する貧乏人の武器になりうる、という新鮮な発見もあったから勘定はおうとる。
現在、残る問題としては、田中が個人的に被った被害に対する補償要求、などの問題はいくつかある。しかし、これは「牢屋の中で密殺される」危険に比べたらまあ、大した問題ではない。日本に送還されるにせよ、なんにせよ、これだけ注目をタイでも集めた田中義三がチョンブリの牢屋で「事故死」したりすることはたぶんもうない。
あとはなんもむずかしいことない。どんな軟弱な自称「支援者」、たとえば、塩見クンでもやれるやろから、「赤軍派OB同好会」とかで「救援」でもなんでもやったらええ。
児玉章吾さんについては別である。最初から、全員一致で、「こら、この人、たすけな日本人の恥や」ゆうんでいままで続けてきた。しやから、むろん、児玉さんの名誉回復運動を続ける宇崎喜代美さんたちへの協力は今後も惜しまないし、児玉さんの被った損害をどうアメリカにつぐなわせるか、の研究は続ける。金バッチ変換の可能性も追求せなあかんしな。

というわけで、直接支援の手は引くが、今後とも、目は光らせておる。ホームページで状況も伝えることもあるだろう。決して、田中君とは、「絶縁宣言」とか、ではないので、ここ間違えたらあかんでえ。ハイエナ諸君。
たとえば、今回の「フォーカス」問題や。
田中君には昨日、もう一度念のため、宇崎さんにチョンブリまで行ってもらって「フォーカス」の手紙のことを再度確認した。田中君はきっぱり「あれは破棄してほしい」ということだった。本人がそういうのを、ハイエナ雑誌がそれでも、ゼニ儲けに掲載するんやったら、「スーパーkを追え」の制作者、高世仁君やテレビ朝日同様、それなりの責任はとってもらう。現在進行中の民事訴訟とともに、わしの田中義三支援の「最後の仕事」としてきっちりやるつもりである。
また、電脳キツネ目組員が個人で救援活動を続けるのはもちろん言うまでもなく自由である。

さあ、ほなら、組員諸君、安田弁護士問題もあるし、盗聴法も待っている。つぎのケンカも楽しく巻き込まれようや。世の中はボーケンと出入りに満ちておる。
19999/6/29 宮崎 学

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