タイ裁判ツアー参加

関西【電脳キツネ目組】組員からのメール

99/03/28

報告が遅れてすみません!!

30日に無事帰ってきました、 k-chanです。
私は、25日の指紋に関する裁判と26日の児玉さんとの面会、そして29日の足枷についての裁判に行くことができました。それらについて簡単に、みてきたことをご報告します。

まず25日の裁判では、金のキツネ目バッチをした組長をはじめ、銀のキツネバッチやキツネ目組Tシャツを着た組員が法廷のいすの半分くらいを陣取りました。『裁判』や『法廷』というのはとても厳粛なものだとカクゴしていた自分にとってオドロキだったのは、私語あり、携帯あり、しょっちゅう人は出入りしているし、田中さんの隣に座って話ができるし・・、といったラフさでした。ただ、裁判官に対しては敬意を持った態度が要求されたし、実際この裁判の裁判官の方は誠実で賢そうな方でした。喜代美さんに聞いたところでは、この日のパソコンを使った複雑な指紋に関する証言を、この裁判官はポイントを的確に記録なさっていたということです。また、このようなラフな法廷の雰囲気の中で、田中さんの足の鎖は非常に異様な感じを放っていました。
 裁判の進行は、やはり全部がスムーズに進むものではなく、時には『弁護士さんは何でこんなところにこだわるんだろう??』っておもうような場面もありました。しかし、ほとんどぶっつけ本番だったにもかかわらず、またパソコンが動かないというようなハプニングにも関わらず、山際先生も千葉さんもしっかりと丁寧な証言をなさいました。また、お二人の証言をすべてにわたって通訳なさった佐々木さんのすごい熱意とパワーには、本当に驚くばかりです。帰りの車の中で、私がクーラーの風を冷たがっていると、『あっ、その風私にちょうだい!頭カッカしちゃって。』ッと佐々木さん。車の中の冷風を独り占めしてもなお足りないくらい、燃えてらっしゃいました。

26日には、児玉さんの面会に行きました。寅ねえさんが書いていたように,面会の場所は刑務所とは思えないくらいきれいな花が咲いていて、ネコがのんびり昼寝をしているようなところで、私も喜代美さんの言葉が印象に残っています。
 児玉さんは、とてもきれいな目のかっこいいおじさんでした。児玉さんは、面会のためにきていたほかの囚人の人たちにも声をかけられたりして、宇崎さんに『人気者だねー』といわれると、ニコッとこちらが気持ちよくなるような笑顔を見せてくれました。宇崎さんや喜代美さん、山際先生や千葉さんと話をしておられるときも、何度も何度も感謝の気持ちを口にしていらっしゃいました。突然あんな状況におかれた児玉さんが、自分の信念を持って、田中さんを信じ、また宇崎さんご夫妻や応援する人たちと新しい信頼関係を築いてきたということに、私は素直に感動したし、自分も動きたいと思いました。残念だったのは、私も少しはなしをする時間をもらえたんだけど、周りの人も怒鳴り会っているため、私の声は聞き取りにくかったようで、うまく伝わらない部分もあったとことです。今度は、メガホン持っていこうかなぁ。

29日の裁判では田中さん自身が証言されるのを聞きました。とてもはっきりとした力強い口調で話されることに、どこからこんな強さがくるのだろう、とはじめは正直言って驚きました。だけど、それは児玉さんとの絆や宇崎さんご夫妻、そのほかいろんな人の支えから田中さんが育ててきたものなんだろうな、と思いました。
 隣に行って話を聞くと、田中さんは『自分のことはもちろん、刑務所の中には10年20年と鎖をつけられ続けている人がいる。そんなのはおかしい』ということをおっしゃっていました。また、私が『自分は今19だけど、何をしたいか、どんな道に進もうかまだ見えなくて、今回いろんな人にあって話を聞こうと思ってタイにきました。昨日児玉さんにもお会いできたし、田中さんともお話しできてよかったです。』というと、田中さんは『こんな格好で情けないけど・・今はいろんな生き方があるからね・・』というようなことをおっしゃいました。いろんな気持ちが入った言葉なのだとおもいました。

今回、タイ行きに参加して、今までHP上でみていただけのタイでの『出来事』が、自分の前の現実となって、自分の中で『田中さんと児玉さんを応援したい、裁判を最期まで見届けたい』という気持ちが起こっていきて、同時にそのことにビックリしています。タイに行く前は、そんな気持ちは自分の中に、はっきり言ってありませんでした。だけど、過去に何があったとかじゃなくて、とにかく今の田中さんに会い、今の田中さんと話をして、児玉さんに会い、二人を応援する人たちと一緒にいる中で、自分のできることをしたいと思うようになりました。
 またこのタイ行きの中で考えさせられたのは、人を集め、何かをなす力というのはお金でもなければ権力や圧力でもなく、人と人のつながりであり、また一人一人の楽しい!!という気持ちなのだな、ということです。喜代美さんが、『この裁判に関わり始めてしんどいこともいっぱいあるけど、自分が動くことでどんどん状況が変わっていって、自分自身の能力もどんどん鍛えていけるんだもの、こんなに楽しいことはないわ!』ということおっしゃっていました。ほかのいろんな関係で集まってきた方達も、いつの間にか自分のなかの『つぼ』を刺激されて、自分ではまっていってしまってるのではないかしら・・・。

タイでは素敵な人たちにいっぱいあって、すごくいろんな刺激をもらいました。この刺激を生かしていけるかはこれからの私次第なので、四月からの新しい生活を前に気合いはいってます!!早く人からもらうばっかじゃなくて、どんどんうちかえしていけるような人になれるよう、日々精進いたします。
 あんなに素敵な人たちに出会える機会を与えてもらえたことに感謝します!ありがとうございました。

                                         k-chan


 


こんばんは、とらです。
タイから無事帰ってまいりました。

旅行前からの寝不足と、帰りの飛行機で眠れなかったため
昨日・今日はアホみたいに眠ってばかりおりました。
まだシャッキリと感想をまとめられるほど頭の整理もできて
ないんですが、取り急ぎ感じた事をご報告したいと思います。

【裁判所】
マスコミのTVカメラが来ていたのに驚きながらも
「注目されている裁判なんだ」と喜代美さんたちの活動の成果を
実感しました。
kちゃんが持って来てくれたキツネ目組の旗はとてもフォトジェニックで、
たくさんのカメラを集めていました。

田中さんはHPで見た写真どおりの姿でガッツポーズをしながら
現れました。キツネ目組の面々と握手や抱擁をして、笑顔で法廷に
入る田中さん。とてもお元気そうで、日本で駅やコンビニ前で座り
こんでいる若い連中の何百倍もの精気を感じました。

裁判で印象的だったのは検察側のダレ具合(特に宮崎さん言うところの
「ネズミ男」)と裁判官のめちゃくちゃ賢そうで真剣な表情、でした。
傍聴席ではみんながかわるがわる田中さんの隣に座り、裁判中も思いきり私語しまくりなのにびっくり。

弁護士が4人、検察側が2人いましたが、実際には証言された山際さん・
千葉さんと、裁判官との話だけであったような印象です。
弁護士も検察も、きっと「自分の仕事」をこなしているだけだから
でしょうね。結局印象に残ったのは「想い(決意・覚悟・誇り)」を
持ってその場に臨んでいる人だけだと思いました。
(あ、もちろん必死で裁判官の「証言記録」のタイ語を聞いておられた
喜代美さんも、言葉は発しておられなかったですがものすごく印象に
残りました)

所々で宮崎さんが「ネズミ男にコンピュータなんかわかるかい!」とか再三携帯を鳴らしている検察官に「ボケ!」と言ったりしてたのがおかしくて(^^;)。言葉が通じる裁判ではちょっとしにくいツッコミもタイならオッケー(^o^)。でもあんまり笑って心証悪くしてはいけないと、肩を震わせこらえました。


【刑務所】


公判の翌日、児玉さんに面会するため刑務所へ。
刑務所の前には芝生があり、人々がくつろいでいたり犬がねそべって
いたり。なんだか不似合いなのどかさです。

喜代美さんが「初めてここに来た時、たくさん花が咲いてて
その美しさがかえって悲しかった」というような話をされていましたが、中に入っても芝生・花々・猫たちや蝶がいて、「刑務所の環境としてはこれはいいことなのか悪い事なのか?」と考えてしまうような風景です。

面会は金網越しに1メートルほど離れてしか話ができないので、
一人の受刑者に数人の面会人が来ていて、それぞれが大声で話を
するもんだからめっちゃくちゃうるさい状態になります。
最初、闘鶏とかの見世物でもやっているのかと思うぐらいでした。

初めてお会いする児玉さんは、明るく、力強く、目がとても澄んでいて
男前の方でした。会いに行った一人一人にお礼を言われ、とりわけ
喜代美さんに対する感謝の気持ちは何度も口に出しておられました。

田中さんのことを「兄弟」と言い、時々涙を浮かべながら一生懸命
話をする児玉さん。「理不尽な辛い目にあい、3年近くも身柄を拘束
されていても、人はあんなにも明るく強く誠実でいれるものだろうか?」


人の強さとはどこからくるのか、ということを考えさせられました。

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今回の証言内容については、その経過などを聞くにつれ、鳥肌が立つような
興奮を覚えました。カッコいいです!映画や小説よりもずっとずっと
面白い!喜代美さんも村松さんも「すごく面白いよ」と言って、
ご自分たちの苦労など「面白い」という感覚の彼方へ追いやっておられ
ました。「キツネ目組」のあり方の真髄を見せてもらったようです。

私が個人的に感じた事はもっともっとたくさんあります。
喜代美さん始めこの件で活躍されている方々、タイという国、
初めての海外・・・。
私はこの件で何もお役に立てていないのに、今回参加させていただいて
ものすごくたくさんのものを頂きました。
今はそれに対してはただただ「感謝」の気持ちでいっぱいです、という
だけにとどめておきます。
とにかく行動を始めないことにはそれ以上のことをあれこれ言う資格も
ないように思うからです。

宮崎さんは予定が早まったのか1泊だけで帰ってしまわれて、
充分お話もお礼も言えなかったのが残念でしたが、あらためてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

それから宇崎さん・喜代美さんご夫妻や村松さん、山際さん、大阪から
道中ともにしてくださった組員の皆さん、チケットやホテルの手配を
してくださった村上さんや山本さん、皆さんにも大変感謝致します。

田中さん・児玉さんから頂いたものは言うに及ばずです。
あの経験・あの境遇にあって、あの表情、あの強さ・・・。
これから先、自分の人生の中で、きっと何度も何度もお二人のことを
思いだし励まされる瞬間があると確信できます。
「もらいっぱなしではアカンで!」と叱咤される自分がいるでしょう。

結審まであと二ヶ月足らずのようです。
田中さんは裁判中お話したときに「裁判はもうすぐ終わるが、そこからが自分の闘いが始まる。終わりは始まりでもある」とおっしゃってました。
今、支えられ励まされていることがそのまま新たに始まる闘いの中での
プレッシャーになるのではと思うのですが、それを乗り越える覚悟を
今のあの「足枷」をはめられている田中さんがしている、ということが
また、私には驚嘆です。

飛行機で5時間程の国で、あのような現実がある。
そして日本に帰ってきて、自殺する芸能人の報道を見る。
「強さ」「想い」「希望」「力」「知恵」「縁」・・。
人を生かしているものは何なのか。生と死の境界線って何なのか。
人生を左右する不思議なものの存在を考えました。

まとまりのない感想になりましたが、とりいそぎご報告致します。
参加させていただき、本当にありがとうございました。

追伸:タイという国は大阪のようでした。いや、大阪がタイのようなのか?
   鶴橋・泉南あたりをキタと混ぜてバンコク中にばらまいたような
   町並み。阪神高速の走り屋が民族移動してきて運転しているかの
   ような車の走りっぷり。「大阪って・・・」と、改めて「大阪=
   外国説」を考えてしまった(^^;)。

追伸2:向こうではごちそうばかりしていただき、食事代や
   交通費にと用意していたお金が残りました。
   「突破者」の、刺繍バージョンのTシャツはまだ在庫が
   ありますか?黒の大きいのがあれば、残ったお金でそれを
   買いたいと思ってます。よろしくお願いします。

☆ミ----
   とらでございます。(=^0^=)
   tora-ne@geocities.co.jp
                

 

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宮崎組長、電脳キツネ目組緒先輩様
 昨日、無事到着いたしました。
 今回も何から何まで本当にありがとうございました。それにしましても、組長と東京キツネ目組先輩方が、まさか記者会見の後すぐに帰られるとは知らず、ちゃんとしたお礼とお見送りができなくて失礼申し上げました。改めてメールにてお礼申し上げます。
 翌日、児玉さんとの面会に行ってまいりました。児玉さんはとても元気そうで、彼の得な性格からか仲の良い看守ができたらしく、その看守を通せば
、バンコク刑務所ではなかなか入りづらかった差し入れも、入りやすくなったとのことです。
 田中さんは、少し痩せられて元気がなかったように思えました。やはり、児玉さんがバンコクへ戻されたこと、いよいよ無罪が近くなってご自分の身柄の問題を考えなければいけないこと、などが原因となっているのでしょうか。
 私は田中さんと児玉さんに「頑張ってください。」と声を
かけて裁判を見守ることしかできなかったことに、自分の無力さを感じました。キヨミさんにも同じことを申し上げたのですが、私が大阪にいて、具体的に何かできることはないでしょうか? 可能な限りなんでもさせていただきたいと思っております。集団で行ける裁判の支援は今回で最後になるかもしれないとおっしゃられていましたので、益々、そのように考えます。
 それでは、またメールさせていただきます。本当にありがとうございました。

追伸: 
 宮崎組長が「目玉焼き」が好物であることを朝食で発見させていただき、寅ネエと大喜びしておりました。これは「突破者の条件」には「玉子焼き」とあっても「目玉焼き」とは載ってませんもの。ウラ情報ゲットです♪


 この度は、出発するまでの手配等、色々ありがとうございました。
 Kちゃん、可愛くて元気モリモリの楽しい子ですね。ピカピカしていました。私が弊塾へ拉致するまでもなく「あー、こんな子いてんねんな。若いもんも捨てたもんやない。」などと、おばさん風に安心してしまいました。大阪に来られる際は、トラネエと是非飲みに行こうねとお伝えください。
 それから販売中止となった田中さんの写真入りのTシャツ、まだございますか? kちゃんが新しいそのTシャツを着られており(トラネエも同じ物を着てましたが色あせてました・・・)、私もほしいと思ってしまいました。kちゃんは効果絶大な広告塔を務められたわけです。もし、在庫があり問題がなければ売っていただけませんでしょうか?
 あ、それから「おっさんばかりやないんやで〜」には腰が抜けてしまいま
した。感激いたしましたが、もっとエエ写真載せてくださいな〜。
e-mail : miyack@osk.3web.ne.jp

美弥子